うずしおの『経過観察中』

日記あるいはラジオみたいなもの

【読むラジオ】アクタージュの原作者が逮捕されて思ったこと、渦潮はどこを目指してるか、ブログの方向性とか

お久しぶりです。渦潮です。

さいきんもいろんなことがありましたね。

読者の皆様におかれてもいろんなことがあったんじゃないでしょうか。

渦潮は興味の幅がいかんせん偏っていて……自然とサブカルとかVtuberの話題にいってしまうのですが。

今回はアクタージュの原作マツキタツヤさんが逮捕されたことについて、思ったことを書こうかなーと。思っているのです。

アクタージュが好きだったから、ぼんやりと思う

自転車で女子高生の背後から胸を触り、わいせつ行為で逮捕されたらしく、アクタージュの打ち切り、メディアミックスの中止という展開が話題となりました。

アクタージュといえば、僕が大学であんまり思い出したくない研究室生活を送っていた時期に、週刊誌で『銀河鉄道編』をやっていた頃を思い出します。

銀河鉄道編はマンガ誌に残る名作だと勝手に思っており、いまでも多くの人に読んでもらいたかったりもします。冬の折に、弁当屋に置いてあったジャンプで渦潮は主人公の夜凪景を知りました。

カンパネルラとして玲瓏なキャラクターを演じ、舞台から下りたときには、屈託のない美少女へと変化したのを読んだときが衝撃的でした。それから単行本を買ってストーリーを追って、夜凪景の天真爛漫さに魅力を感じるという、偶然にも二度美味しい読み方をしていました。

演劇やタレント活動、ドラマ出演を通じて、主人公夜凪景が女優へと成長するという異色のジャンプマンガでした。この材料でちゃんと『少年ジャンプ』していた展開回しにも作者の力量を感じて、そのときに原作と作画は別の人がやっているのだと知りました。最近はマンガも専門化、プロフェッショナル化がどんどん進んで、分業が当たり前というか、そうしないと通用しなくなってきたのかなあなどと思ったりもしました。

アクタージュはすごい好きなマンガだったんですよね。チェーンソーマンと同じくらい。

だから、こんな世界一しょうもない罪で終わってしまって、なんでしょうね、二度と戻らない何かを失った感覚がこの数日間ずっとあるのです。

先も述べたように現代モノの難しいテーマでジャンプマンガを成立させるくらい原作者はとても実力のある人だったから、きっともう一度成功することもできるのでしょうが、

好きだったマンガが二度と帰ってこないというのは惜別の悲しみがあるということを知りました。

このところずっとぼんやりと考えていたような気がします。ぼんやりとなので、結局言葉にはならなかったのですが。

コミックスは無期限出荷停止処分らしく、銀河鉄道編以降読んでいなかったので、ポチりました。

日常生活を生きていても、『手を出す』というところまではなかなかいかないと思う日常と異常の境を、煙草でも買いに行くかみたいな気楽さで越えていったような気がします。それとも、初めて春を買うような異様な興奮と冷静、実行の意思があったのでしょうか。そして、そういう意識もあったのだろうと、勝手に想像したりしていました。

クリエイターは宿痾のような異常性の噴出を堪えているところがある、天才はそういう人種なのだという意見がありますが、同時にクリエイターは現実と空想の違いを誰よりも何よりもわきまえて認識している必要がある。そういった認識をサボったのかな、とか。なんでそんなことをしちゃったのだろう、と答えの出ない考えを、赤の他人がしてしまう、そんな最近の日々でした。

ちなみにこういう問題は、女性には伝わりづらいのかなとも思っています。性欲のつくり的に、男性的欲情を『こらえる』あるいは『目をそらす』という感覚が、女性には無いのではないか、なんて思ってます。女性とそういう深い話をしたことがないのでわかりません。

あーなんだろう。本当に。綺麗なマンガだったんですよ、銀鉄編――――

渦潮は明日を目指した

Twitterでたまに絵を貼るようになったのですが、絵を描くようになりました。

ほかには、フリーの声優さんとやりとりし、音声作品を作ったり、ノウハウを学んだりしました。

そんなこんなで表現の幅は広がっているはずなのですが、そんなにすぐには実感に変わらない様子です。

8月20日にツクールMZが発売予定でして、新バトルシステムが、自分が作りたいと思っていたRPGのシステムそのもので、笑ってしまいました。当然購入しました。数値解析から始めて、色々と遊んでみたいです。

相変わらず興味の方向がころころと変わる人間ですが、そういうものだと大目に見てもらえたら嬉しいです。

なかなか一つのコミュニティに属せない・貢献できないです。

そしてやっぱりいつでも、いい作品に出会うと悔しさがあります。いや、出会うまでは嬉しいんですよね。嬉しくて楽しい。日々は退屈だから、たまに暇を潰せるまで作品を探し漁ります。だから、それを紹介するときが悔しいんです。

そうじゃないですか。昇華されるべきだった悔しさがあるじゃないですか。

Zelleというゲームがめちゃくちゃ良かったよというお話です。

www.youtube.com

神ゲースマホでプレイできるので是非。全編一枚絵のグラフィックが素晴らしいし、演出は往年のツクールゲームの系譜の確かな継承者というのがわかります。

ゆめにっき、Undertaleとか。好きだったら是非、ですね。

最近『詩歌を嗜む』を友人とプレイしたのですが、ツクール演出の臨界点シリーズだと思いました。

渦潮がどこを目指してるかなんて話はどうでもいいんですよ。

ブログについてぼんやり考えた

これまで一つの記事に余分な要素を入れないように記事を書く、記事の純粋性を高める、なんて言い方をして幾つか記事を書いてはみたのですが、僕のあんまり好きくないブログになってしまいました。

何が好きじゃないのかという要素を考えてみたのですが、紹介記事に漂うアフィっぽさが嫌だったり、ガチオタっぽさも苦手だったり。

最近ブログを書いていなかったですが、『ブログを書いている俺』という自意識も強すぎました。

もっと雑多に、雑記的に、ブログを書けないかと思っていて、

昔自分が読んでいたブログって、そういえばラジオ的だったなあと。あれは実はラジオだったんじゃないかと。

そうか、ブログって、読むラジオだったんだと。自分のなかで腑に落ちました。

そういうわけで、今後はそういう色を入れて記事を更新してみようかと思っています。

ラジオと題するからにはおたよりを読むことに憧れがあり、いつかコメントをいただいて、ズバッと返答することを目標にやっていきたいと思います。

そんな感じで、新コーナー『渦潮の読むラジ』でした。

だいたい3話題くらいを目安に、書きたいことが貯まったら更新します。

それでは。