うずしおの『経過観察中』

日記あるいはラジオみたいなもの

お絵かきを始めた話~先生に教わったこと~

お久しぶりです、渦潮、うずしお丸、うずちー、どれかにあたる者です。

お陰さまで当ブログ「うずしおの『経過観察中』」が1000PVを超えまして、とても嬉しいです。

『授乳喫茶キタリナ』の記事を書く前は、あと1週間くらいで1000超えそうだなーというラインだったのですが、

記事公開後は一気に訪問者が来てくれまして、

第一の人気コンテンツとなってくれました。

uzusiox.hateblo.jp

今後もVR関連のイベント記事は書きたいと思っているので、デバイスを持っていない方でも、雰囲気を楽しんだり、VR界隈のことを知ることができるメディアになれたらなと思っております。

さて、今回はお絵かきのお話です。

お絵かきの話

いきなり思い立ったというよりは、

なんかさいきん、時間があるなあー、絵でも描こうかなーという感じでした。

昔から何度か絵を描こうとしてはみたのですが、絵を描くには人生で注ぐべき時間が膨大すぎる、絵なんかに手を出すべきではない、などという思いがありまして、しっかりと絵に向き合うことができずに挫折することを繰り返してきました。

この歳になって時間に対する捉え方が変わってきたのか、テレワークで時間が生まれているというのもありますが、さいきん、何かに時間を費やすことに焦らなくなってきたような気がします。

そういうマインドの変化がありつつ、それだったら絵に時間を注ぐこともできるようになったんじゃないかと思い、一週間ほどはスケッチブックに描きたい絵のラフを描きなぐっていました。

そして友人からお古のペンタブを貰って、先週の火曜日に、友人を通話に呼んで、あれこれを教わりながら絵の練習をスタートしました。

それをきっかけに、仲間内で火曜日に集まって絵を描こうという、火曜定例みたいな雰囲気が生まれてきて、創作勢としてはとても良い習慣づくりの方向性が生まれました。

あ、そうそう、ホロライブの二次創作絵を描くことが流行っていたのも、参加の一因になりました。というかそっちが先かな。

二次創作イラストを描いて、誰が先に100いいねを超えるか、『ホロライブ二次創作お絵かきバトル』みたいなことをしている友人がいて、「面白そう、混ぜて!」という感じでした。

先生に教わる

僕の人生最大級くらいの幸運は、身近に絵の上手い人がいるということで、上達のための話を先生に真面目に聞いておりました。

絵の世界はマンガっぽくシチュエーションのある絵を描きたい『マンガ派』の人と、イラストレーターのように1枚の作品を仕上げたい『イラスト派』の人がいるなあと思っており、

恐らく僕は前者の『マンガ派』で、スケッチブックにこういう絵を描きたい~~というのを火曜日のために描き貯めておりました。

そして、先生にお見せした。『うずちーは何を目標に絵を描くの?』と聞かれましたので、『描きたいシチュエーションの絵が描ければそれでいいかも』と答えました。

「ASMRの耳舐めを絵にしたい~」みたいな眠れない夜に考え続けたイメージを熱を上げて話したりしていた。

すると、先生は

『うずちーは、かんたんなポーズでまずは3、4枚仕上げたほうがいいよ』

と言いました。

なるほど、そうだよな……、と思うと同時に、胸のなかを冷たい風が吹いたのが分かりました。これは誇張表現チックになってしまうのですが、胸が苦しくなって、ああ、やっぱり描きたい絵は描けないのか、といった思いに囚われました。

自分の頭のなかで考えたイメージを、表現することを否定されたように思ったからです。

先生はすごく相手ファーストな人なので、それ以上のことは言いませんでしたが、でも先生は否定したくてそんなことを言ったわけじゃないというところに思い至りました。

先生は、こうも言いました。

『同じポーズを、3、4枚描いて練習するのがベストだよ』

『そもそも何で模写をするのかというと、線の間隔、バランスを覚えるためにするんだよね』

『こういう人はよくいるんだけれど、可愛い女の子を描こうとしているのに、男のポーズを練習する必要はなくて。その角度から描く絵の線を覚えるために模写をしている』

僕は絵を描ける人は、頭のなかで3Dモデルをぐるぐる回しているものかと思っていて、関節や筋肉などの稼働の秘密を知っているものだと思っていたんです。それが、よくある絵描きに対する誤謬だった。

『極論、二次元平面の線を覚えていれば、三次元的なもののつくりがどうとか知らなくても、絵は描けるんだよね』

この言葉で、僕の絵に対する誤った捉え方が音を立てて崩れ落ち、模写をすることへの迷いがなくなりました。

そっか、三次元のモデルと、二次元の絵は別物なんだ。二次元の絵を覚えるには、二次元の絵を模写するしかない。二次元の絵には嘘をつく必要だってあるのだから。

先生の話を聞きながら線を引いているうちに、次第に次のようなことを思うようになってきました。

絵の練習で大事なのは、

・自分のレベルの把握

それと、

・自分のレベルに合った次のステップに集中すること

であると。

そういうことに気付くと、先程の先生の言葉『うずちーは、かんたんなポーズでまずは3、4枚仕上げたほうがいいよ』という言葉が、凄く思いやりに溢れた意味に聞こえたのです。

僕はまだ頭のなかにある絵を自在に描けるレベルにいないという、僕のレベルをはっきりと伝えてくれている上に、次のステップも示してくれていたのです。

凄い、先生は凄い。そう思いました。

それから毎日、同じポーズの絵を練習しました。

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火曜定例で描いたもの なぞの落書き付き

こんな感じで、2日目、3日目、4日目と描いていきました。

そして、土曜日に人生初の一枚絵を仕上げることができました!

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大空スバルっす!

すげえよ先生……初心者にいきなりこんな安定した絵を描かせるなんて…………

先生ありがとう…………! 自分がこんな風に絵を描けるなんて思わなかった!

火曜定例の雰囲気、真面目すぎて『さぎょいぷってこんなのだっけ?』『予備校か何か?』ってなってたけど、本当に楽しかった。

本当に、自分が挫折しないで絵を描ききれるとは思わなかったです。そういえば、絵に対するそんな思いも記事にしていたんですね。

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二次創作の絵、ファンアートを描くことが夢でもあったので、非常に感慨深いです。

先生にも褒めてもらいました。絵を褒めて貰えるのって凄く嬉しいんですね。

『うずちーが一枚仕上げてきてくれたお陰で、ようやく各論に入れる』

と、先生が格好いいことを言っていました。乗算レイヤーやスクリーンレイヤーで陰やハイライトを描くこと、光沢と曲面の話、色トレスなどを教わりました。

瞳の描き込みは深すぎてまだ教えられないと言われましたw

個人的には、線を描いていて線という単位が凄く大事だと感じました。

線で物体を捉える『線派』と、塗りで物体をとらえる『塗り派』がいるようですが、厚塗りも学びつつ、綺麗な線を描けるようになりたいなあと。

ちなみに僕は圧倒的マンガ派です。頭に浮かんでくるシチュエーションのある絵を描けるようになってみたいです。○○派なんてどっちを先に学んだかという違いで、存在しないのかもしれないですけどね。

終わりに

1000PV記念に何かやりたいなーと思っています。

一番言いたいのは、私のブログを、閲覧してくださってありがとうございます! ということです!

このブログ、病気の記録から始めていますからね……次第に楽しいと思うことを書くようになってきたのは、閲覧してくれる人がいたからこそだと思っています。

今後も面白いと思うこと、ためになること、ためにならないことなどを書いていけたらな~

それでは。