東方非想天則 萃香のokiをふわっとまとめる #1
自分でもいまさら、と思いつつも……本当にいまさらなんですが、いまさらまとめる萃香の攻略メモ
動画で解説
今回は、妖夢に対する起き攻めのパターンを説明しましょう。
妖夢は昇竜持ちで、その場起きフレームが25Fと最速レベルに速い防御性能の高いキャラクターです。(結界性能も高いので無理に起き攻めを頑張る必要はないという記事自体を否定する悲しみがある)
フレーム猶予の強いJ2A>J2Bで〆るコンボ後の起き攻めを見てみましょう。
・移動起きにJC+めくりJ2A
今日びJ2Aのめくりなんて当たる人はいませんが、HJ狩りや、打撃択としてプレッシャーをかけることができます。この択を見せて相手にガードを選択させることがここでの狙いです。
・J2Aを警戒してガードを固める相手にJC+JA運び
花火の広がった部分をガードさせつつJAで押し込み、端に運ぶ。
これでいい感じに固め直すという、萃香の花火の最も強い使い方だと思ってます。
このムーブを萃香の起き攻めの基本形にしたいです。
ここまで見ていて分かると思いますが、上記の起き攻めは『移動置き一点読み』です。妖夢やレミリアなど、その場起きフレームが早いキャラクターでは特に、その場起きを選択されたら何のプレッシャーもかけることができません。
・その場起きには当然無力……
これはこれで、位置入れ替えを拒否できるという悪くない選択肢でもあるのですが、毎回その場起きで安定して抜けられるようではプレッシャーがかかっていません。
そういう場合は次の選択肢などを織り交ぜます。
・その場起きへの素直なJ2A
その場起きを一点読みして、動画のようにJ2Aを重ねるか、JAを重ねに行くのが効果的です。
どちらにせよ、相手がその場起きを多用するようなら、しっかりそこで読み合い、端固めのリターンを取りに行けるようになると強いです。
で、そうすると当然今度は移動起きへの対応が弱くなると思います。
そういうときに次のムーブをおすすめします。
・JC>66>44>J2A
花火展開のあと、66と入力して起き上がり方向を確認して(妖夢はその場起きFが速いので頑張れば確認できる)、その場起きなら先述したJAやJ2Aを重ねに行き、移動起きならば動画のように44>J2Aを重ねにいきます。
この6644ムーブが萃香の場合結構汎用的で、他キャラにも応用できたりするので便利です。
飛翔回数が切れているので、コンボの〆はJ6Bになっていることに注意して下さい。移動起きの重ねがJ2Aとなっており、継続力は弱いですが、両対応することでプレッシャーをかける価値は大きいと思います。こちらはじゃんけんで必ずあいこにできるワイルドカードを持っているようなもので、あいこの手を出し続けて、相手が疲れて手を変えなくなったときに、一点読みで強力な起き攻めを重ねればいいのです。
起き攻めの読み合いのパターンはざっくりいって以上のようになります。まずは移動起きかその場起きかで読み合って、相手の反応を見て起き攻めの強度の配分を変えて攻めていきます。
あとは上記ムーブを改良して最適化するだとか、類似バリエーションで似たことができないか検討したりとか。
各種コンボ〆後の起き攻めをおおまかにでも整理するのも重要ですね。
渦潮は実験するのは好きなのですが、完璧に最適化するのが苦手なので、いつまでも決まった動きができないのが悩みです。
最後に、ネタ動画なんですが、萃香にはこんな強力な起き攻めもあるよということで。
・萃鬼>7hj>3hs>JA
今日び当たらないJ2Aめくりにガードを固める相手に、表落ちJAが刺さり、ブラックホール限定コンボが入るというものです。
今回、花火と同時に打撃を重ねる起き攻めを重点的に解説しましたが、通常技だけで起き攻めをして対応距離を広げたり、萃鬼(通称ブラックホール)を絡めてわけのわからない読み合いを仕掛けたりと、まだまだ萃香の起き攻めはネタがたくさんあります。
体系化してまとめてみたいなあと予てより思いつつも、膨大すぎていままで手を付けていませんでした。特にブラックホールは実戦レベルで使っていた人を二人くらいしか知らない……
今回一端だけでも見せて、萃香の起き攻めってまだまだ深堀りできるんだなあということが伝えられたら良いなと思いました。
萃香の起き攻めは芸術なんですよ……
天則のネタ記事はもう上手い人しか残っていない界隈なので戦々恐々としながら書いているのですが、文章にまとめたのを機にまた萃香の開発を進められたらいいなと思いました。
それでは。