うずしおの『経過観察中』

日記あるいはラジオみたいなもの

2020-02-01(土)

ラジオを録りました。そのご報告。

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経過観察

沈丁花と雪

疼痛(とうつう)を堪(たた)えて蒸気の先に車線

軋轢(あつれき)このまま一人でいたい

イメージがメビウスの輪捻(ねじ)れ伝わらない

増幅機関系レンズの破片

紙吹雪きらきらと人が吹いてる

象牙の裸眼

緊張の螺旋(らせん)

海、冬の海

砂浜に歯型を打ち付け打ち付け去る波際

彼方の裏に放物線

月面の裏に猩猩猿(しょうじょうえん)

沈丁花咲く頃には皮膚より這い出た柘榴の花も落ちろ落ちろ道連れに雪(すす)げ

骸骨と果肉

結露と姥目木(うばめ)

現(げ)に恐ろしげなる秋の霧雨

好事家(こうずか)が言う

この先にゃ何もありませんと。

喇叭(らっぱ)飲みが足を踏んづけた、

其(そ)は我の足じゃ一か八か損じゃ。

光路長を探せ、決戦の走査線

画一的な丸

普通が牛耳る五百七階

ゴーストシップ・フィナーレ』をつい先程まで観ていました

無理に飲まなくても良い薬

幻日の魔法

劣等感に効く薬

次第に良くなる、と噛んで含んで言いくるめられ

歓楽欲と磨崖仏(まがいぶつ)

排他性汽水域

物質に幻滅

映画は嫌いだ

不眠症と詩

言葉のピンホール効果なんだろう

今日の読書時間

30m

ユートピア』 湊かなえ