2019-01-31(金)
今日も元気よく経過観察をしていきましょう。
我々は幻の肉、ブリスケットを求めた
INDEX
ブリスケット(brisket、Skirt steak)とは、動物の肉(主に牛)を分割した際、前股の内側にある肩ばら肉(かたばら)のこと。主に牛ばら肉を指す言葉で、漢字で、牛腩(牛腹)と書かれる。 イギリス式に分割した際はやや広くなり、胸の肩に近い部分全てをさす。ブリスケと略称されることもある。 イギリス式ではBeef plate (横隔膜)もブリスケットに含まれる。
友人D「ブリスケットというのは、昔のアメリカ人がBBQのときに喰っていた肉」
友人D「当時ブリスケットというのはべつに希少な肉ではなく、むしろ日常的に食べられていたらしい」
友人D「肉はほぼ赤身で、肉質が非常に硬いんだけど、あいつら(昔のアメリカ人)馬鹿だからさ、歯がねえんだわ」
友人D「だから、弱い火でゆっくりゆっくり焼いて、柔らかくして、シガむように喰ったっていう。それがブリスケットの、アメリカの元々のBBQの焼き方、喰い方らしい」
友人D「だから俺の好きな部位はブリスケット。昔食べたことがあんだけど、忘れられねえんだよな……」
上記の言葉からイメージされる甘美な響きに憧れ、我々は幻の肉、ブリスケットを求めた。
ときに、精肉屋で肩ロースを買い求め、脂身の多さに普通の焼き肉だね、と頷きあったりした。
赤身の硬さを演出しようと強火で焼くのも、ニンニク生姜で漬け込むのも、全ては徒労であった。というか、もはや別の料理であった。
上記の言葉から演出される調理法をすべて試したが、どれも違った。そして、月日が経った。
ついに我々は幻の肉、ブリスケットを手に入れた。
はじめに神は天と地とを創造されたが、我々はブリスケットを欲界・色界・無色界の六つに分解した。
そして各々の面に塩胡椒をまぶし、祈った。
祈りは星となりて、星の涙がエールとなりて、聖杯に宿った。我々は其れをプレミアムモルツと呼んだ。コンビニに行ったのだ。
40分して肉に十分塩胡椒が染み込んだところで、フライパンに放り込んだ。六面焼きである。これが本当のサイコロステーキである。
我々ももっと頭が悪くなろう。もっと純粋に、もっと滴る肉汁を、血を、赤身を求めよう。我々は喰らい、しがみ、しゃぶりつき、貪り、舐め、歯噛みし、噛み千切り、嚥下した。
ここに、ブリスケットのアフィリエイトが入ります。
音が聴こえてくるほどの福音を。嗚呼……
今日のVtuber
ドラマツルギー by 燦鳥ノム【歌ってみた】
ノムちゃんのおててえっちじゃない? えっちだと思う。(今日下品だ)
まだ全然精査できていないけれど、燦鳥ノムは、企業勢のなかでも特殊な立ち位置にあると思う。
大企業が名前を背負わせてVtuberを排出するなんて、普通に考えたらありえない。どういう背景があるのだろう。(ファンタCMとかもあるし、飲料系の企業って広告に関して特殊な土壌が育っていたのかも)
MVが非常に良い。企業勢といえば、何らかの『事務所』的な体裁をとり、『一企業』が多くのVtuberを排出し、動画制作の協力などは、企業の力を借りれはするが、基本的に『本人次第』なところが多い。
一方、燦鳥ノムは動画のクオリティにおいて全面的バックアップを受けているような気がする。こう書くと汚くなってしまうが。もちろん、本人の魅力、可愛さ、歌のうまさ、綺麗さもあるから成り立っているのだが。
技術班が優秀なことには違いない。モーションキャプチャー、動画編集ソフト……
語彙も知識も乏しい。
なんだろう、でも自分も配信をやり始めて思うのだけれど、声が籠っている人って伸びないと思っている。
ライバーに向いている人って、届く声の持ち主だって思う。それは機材でカバーできるところでもあるし、個人の才能×技術力×コミュニティ土壌、みたいなところがある。
今日は友人Dが家に来てブリスケットを焼きに来た。彼は音響に詳しくて、私のマイク環境のセットアップをしてもらった。
マイクスタンドの立たせ方を180度くらい間違えていたみたいだ。マイクの集音も全方向から指向性に変えてもらった。すべて間違えとるやん。
ありがとう。
今日の読書時間
1h45m
- 『なめらかな世界と、その敵』伴名練
- 『精密への果てなき道 ~シリンダーからナノメートルEUVチップへ~』サイモン・ウィンチェスター
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