新感覚のグルーヴ体験!? VR空間上の音楽イベント「くらげビート4」を目一杯楽しんでみた! DAY①
先日開催されていた「くらげビート4」というVRイベントに一般参加してみました!
当イベントは、cluster(クラスター)という、バーチャル空間上に会場を建ててイベントを開催できるサービスを利用して作られた音楽イベントです。
なんと参加費無料で、今回まですべて有志の方々の情熱で運営されています。凄いことです……
本記事ではVR初心者である渦潮が『くらげビート』に参加した感想などを、cluster内で撮影した写真を紹介しながら記事にしていきたいと思います!
(事前に画像の掲載許可を頂いております!)
VRイベントについてイメージがつかない方が恐らく多いと思いますので簡単に説明します。参加者は画像の手前に見えるようなロボットアバターを被りFPS(一人称)視点で自分自身を操作することができます。自分がゲームのような3D空間のなかにキャラクターとして存在していまして、同じようにアバターを被った他の方と、自分の声や身振り手振り、BGMやエフェクトを使って交流することができる、というようなイメージです。
といっても今回の「くらげビート」では、基本的に参加者の方はマイクがミュートになっておりまして、演者の方から私たちへ音楽やトークを届けてくれる形で、私たちは会場の空間に没入していることの他、身振りやペンライト、拍手などのエフェクトを通して参加するようになっています。VR初心者の私のような人にも大変参加しやすいイベントだったといえます。
くらげビートって?
くらげビートとは 高音質・大人数収容可能なバーチャルイベント会場「cluster」で開催、 「気軽に参加」できる バーチャル音楽ライブ です
でも心を込めるっていう意味では本気の! ふわふわビリビリするイベントです。
私は初めてこのようなVR音楽イベントを体験したのですが、とても落ち着いて居心地がよかったですし……そしてライブや演出にめちゃくちゃアガりました。
『くらげビート』というイベントも4回ほど行われているそうで、だんだん規模が大きくなって今回DAY1とDAY2の2日開催となったようです。
渦潮は両日とも参加したのですが、本記事ではDAY1の紹介をして、参加した感想を書いていきたいと思います! 長くなってしまったので、DAY2の紹介は次回記事に回します!
DAY① ~酒吞らいさん/シンクライトさん/テルミン操縦士 ニメレート号さん/ジビエーズ(ドコカノうさぎ & 沙影)さん/わたあめ子さん/Miliaさん~
開場は日曜日の22:00から。演者さん方が3~4曲披露して交代してゆく形式です。
- 酒吞らいさん
最初にこの方、というのが良すぎました……!
全身トラッキングで艶やかに舞う赤髪に、豪快に酒を飲むオタクに優しいギャル。好きにならない筈がなく、会場の心もがっちり掴んでおりまして、このイベント最高だなと掴みから思わされてしまいました。
とにかくめちゃくちゃ格好よかったですし、何だろう、私たち参加者のアバターは皆変哲もない低身長のロボットの姿なのですが、らいさんとの圧倒的身長差による何かこう、突き上げるような「ウオオ!」感があったことは否めなかったです。
最初の方からこのテンションでの記事はもう訳が分かりませんが、是非次回があったら参加して欲しい、そして多くの方に知ってもらいたい演者さんだなと思いました!
酒呑らい@5/28 2周年 (@shuten_right) | Twitter
- シンクライトさん
懐かしのJPOPを歌っておりました!
シンクライトさんに限ったことではないのですが、モデルを自作し演者として舞台に出られるというのは「やってみよう精神」を感じて勇気を貰えるように思います。
VRイベントって殆どが有志の方のこのような精神で作られていて、VRの技術の登場を機会に、演者として立つ経験というのは意外と身近にあって、あとは少しの勇気だけで、こうしたイベント参加したり、交流できたりするものなんじゃないかと感じたりもしました。
高身長うたのお兄さん格好よかったですねえ。
シンクライト🎩NHK不可視研究中🎼🐰 (@Hiro556Sin) | Twitter
- テルミン操縦士 ニメレート号さん
この方はとても面白かったです!
なんとスマートホンデバイスから参加しており、舞台の位置が分からないなどのトラブルも一時ありましたが、音質等は何ら遜色なくライブを行っておりまして、会場を不思議な空気で包んでくれました。
既に全身トラッキングのらいさんなどがおりましたが、演者の参加形態にも様々なものがあり、『機材』というのは必ずしも制約になるわけではないのだと思いました。(ちなみにclusterのイベントはVR機材がなくともデスクトップPCから参加できます)
ライブ内容はなんとテルミンの生演奏。
初めてテルミンのライブを聴く貴重な機会でもありました。
雰囲気としてはドビュッシーの月の光のような。電気的なミュージックは『くらげビート』のコンセプトらしい、エーテルのなかで浮遊するような穏やかな時間を会場の皆さんと一緒に過ごすことができました。
chintaijinkak/テルミン弾き語り/5/17うちのこがくらげビート/エシオヴ・ニメレート (@chintaijinkak) | Twitter
バーチャル人格テルミン操縦士ニメレート号VTuberThereminNimereht-gou - YouTube
- ジビエーズ(ドコカノうさぎ & 沙影)さん
「どうも~」みたいなノリで壇上に上がったお二人。
ジビエーズというユニットで活動しているそうです。
元気よく掛け合いをする姿と、ライブの楽曲はニコ動世代にヒットするボカロ曲などが多くと、会場もノリノリだったんじゃないでしょうか。
僕はこういう演者さん方の個性による切り替えの激しいライブが大好きで、そう思うとタイムテーブルも実に見事な配置になっているなと……
僕と同じような趣向の方は、きっとこのイベントは刺さると思うんです。
clusterで積極的にイベントをやっている方々らしく、ジビエーズさんたちのことはチェックしたく思いましたね!
バーチャル入学式など、気になっています。
沙影(さえい) (@SaeiGibiers) | Twitter
ドコカノうさぎ🐰👸@食べられるアイドル (@patsupyon) | Twitter
- わたあめ子さん
わたあめ子さん、いや、それはずるいよ……
実は他の方のライブ中に一般の観覧席のほうでアバターを纏っている方がいて、それが低頭身の、「マシュマロ通信」に登場しそうなわたあめの妖精『わたあめ子』さんだったのですが、
いざ彼女の出番が始まるとライブの最中で『変身』を行い、写真のような見事なアバターとなって熱唱を披露してくれました。
歌唱力も凄くて、ライブの演出も含めて本当に楽しかったです。
この方も、もっと認知されたら嬉しいなと思ったVtuberの一人でした。
わたあめ子🍭Vtuber3年生 (@wata_ame_ko) | Twitter
- Miliaさん
DAY①のトリとしてライブをされたのがMiliaさんでした。
『くらげビート』皆勤賞の方らしく、常連の方なら納得のトリだったのではないでしょうか。
また渦潮にとって、プロのアーティストの方を知る良い機会ともなりました。
バーチャル空間上でののUnityによるエフェクトにも力が入っており、歌唱を彩るライブ演出は見事なものでした。
プロのアーティストのライブも聴くことができ、とにかく、これ無料でいいんですか? という感じです。
クライマックスまで、皆さん最高の時間を過ごせたのではないでしょうか?
Milia@リアル&バーチャルシンガーソングライター👻 (@xmiliax) | Twitter
全員が並ぶとわたあめ子さんの身長が高いww
こうしてDAY①が終了しました。日曜の夜中だったのですが、ぼーっとしながらも、楽しい時間だったなあとOculus Questを装着しながら思ったりするひと時がありました。
『くらげビート』ではVR上の音楽体験として、私みたいな陰キャでも余計な気を遣うことなく、ペンライトを振ったり口笛のエフェクトを使ったり、全身を使って楽しむことができました。
一日だけでたくさんのVtuberさんを知ることができましたし、コロナ下の時流だけとっても価値があるイベントだなと感じています。
今後どうなるかはわかりませんが、これほど参加しやすい雰囲気の上に、無料というのはちょっとあり得ないかなとすら思っています。
そして、ここまで記事を書かせていただきましたが……実はライブの様子は別カメラから配信されていて、アーカイブとして視聴することができるんです。
興味を持った方は是非下記動画を見ていただいて、次回「くらげビート5」が開催される際には、一緒に参加して楽しんでみませんか?
次回はDAY②の記事を書く予定です!
DAY②も注目の演者さん方がいて、特に推しは夢心中さんでしたから、動画で見ていたVtuberさんがすぐそこにいる感動は、リアルなライブ体験に決して劣らないものがありました。
次回もそんな風に、オタク的な感想を書いていきたいと思いますよ!
それでは。
※本記事の内容について、誤った記載等の指摘がありました場合、迅速に対応させて頂きます。