うずしおの『経過観察中』

日記あるいはラジオみたいなもの

ゲーム制作むかし話

いまセール中なので、宣伝します。

アプデ対応などもおにどらさんが知らないうちにやってくれていました。一体何営業日を捧げたんだ……。

いつの間にこんなに頼れる存在になったんでしょうね。

さて、ゲームをリリースして一ヶ月ほど経ったのですが、実は満足感や達成感は全然なくてですね、実績だけが残りました。ようやく初めてゲームが完成したんですけども、「ああ、そうなんだ……」という感じです。実はこのゲームの製作期間の4年間だけじゃなくて、その前に何度か、ゲームを集団で作ろうとしていて、失敗を繰り返した過去があります。

当時は一つの場所に集まって企画をスタートさせるも、そのとき一番やる気の高かったメンバーを裏切るような形で、自然消滅していくことが、一度や二度じゃないほどありました。そのときのメンバーにはいまでも申し訳ないし、だからこそあのときから残ったメンバーで一作品作りたいと、個人的に思っていたのです。それで、今作品は、サークルのスタートを切る一歩として、そういう位置づけの作品にしたかったんですね。サークル鳳仙花メザイアは、旧サークル鳳仙花Satelliteメンバーがいつ戻ってきてもいいように席を開けておく、また一人ひとりが自立を目指して、新たなクリエイターさんとも一緒にゲームを作ってみたい。一作目を出したあと、そんな思いが強まっています。

おにどらさんは、このゲーム制作を通してプログラミング技術もそうですし、総合的に創作力を高めたんですよね。企画当初から考えると、ゲームの完成なんて、技術的に夢のまた夢なんじゃないかと思えるハードルの高さでした。彼を筆頭に、関わってくれた人は皆成長したと思います。僕は……どうなんでしょうかね。あんまり執筆量は多くはなかったですが(公開していない小説はたくさん生まれましたが)、スクリプティングで演出をすることで、テキストが演技になり、ゲームになっていく過程が楽しくて仕方がなかった。シナリオライティングがめっちゃ幸せだって思いました。これやって暮らしてえ~って。

とはいえ、次の話も考えなきゃですね! また地道に1話を積み重ねる路線でやっていきたいかもしれません。なんでもやってみることも大事だけど、同時に着手する順番を考えるのも大事ですね。大きな話を建設的に進めるのが超苦手なので、いまはシナリオライターだけで完結するノベルゲームを一本完成させて、経験を積みたいです。さいきん休みの日でも働けそうな感じがするので、過労には気をつけます。

GWが近いですね。引きこもりのススメ! この記事は全く素面で書かれています。