うずしおの『経過観察中』

日記あるいはラジオみたいなもの

2020-04-02

最近、映画『ジョーカー』と『インターステラー』を観た。

復職して2週間ほどが経って、また不安感が襲ってきた。コロナ騒動に乗じて2日ほど自宅待機してしまった。

自分の夢とか目標があっても、それに向って何らの努力をしていない日があり、そんな日が続くと、何かに追いかけられる夢を見るし眠りが非常に浅くなる。

自業自得の不安感なので、大きな声で助けを求めることもできない。

最近、シナリオライターになりたくて自分のポートフォリオなんかを作っている。ただ、それを作りながら、自分が現職のITエンジニアでやるべきことや、エンジニアとしての自分にあまりモチベーションがなく先がなく感じていること、反面会社には給料を貰ったり色々と面倒を見てもらっておきながら何も売上を残せていないことなどがむらむらと意識されてくる。

働く場所を変えるにも、ここで踏ん張るにも努力が必要で、その努力ができない日が多いのが苦しい。

好きなものを好きなように見るんじゃなくて、感心できるものを見ることだけが、こういう心に活力を与えてくれるような気がする。

今日は「にじメンプロデュース」のアーカイブを観ていた。

深堀りの展開や色んな抑え方で感情を描くシチュエーションの脚本を書いてきた企画側のライバーさん達と、それに全開で応える演者側のライバーさん達が作ってくれた、素晴らしい企画だった。

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二人の脚本家と、演者の10個の努力があることが分かるというか、アフタートークでエクスとグウェルが何度もリテイクを受けていた話があったし(エクスは100可愛かった)、神田がこんなにプロフェッショナルなイメージがなかったし、黛はこういうのやりたかったんじゃないかってくらいはまっていた。勿論他の人もよかった…………王子もよかった……甘党でパティシエって解釈一致すぎるし……癖がないのが乙女ゲーかな? って感じだ……アッキーナは収録に非常に困っていたらしかったし、シェリンや社長はマジで流石だったし、ふわっちもよかったよね……傷を見せるって二つの脚本で一致したテーマの扱い方で刺激を受けた……ギル様はやっぱ異種族年齢差モノだと思って泣きかけたよね……脚本巧すぎませんか???

少女漫画の読後感に相当する、そんな感じだった…………

本も読んだ。『四色問題』と『世界を変えた10冊の本 池上彰』。

最近、三島由紀夫の『奔馬』を読了したので、次の小説を探しているのだけど、多分『罪と罰』にチャレンジするかな。多分一ヶ月強かかる。

今日、色々と頑張れたのは、自分は未来に向って苦しんでいると思ったからだった。

好きなものを追い掛けていると、大体だめになるって言われていて、自分はよくパニックに襲われる。

そんなとき自分は横になって布団にくるまって、現状をまとめたくて色んなものをシャットアウトする。

そうして疲れて何もできなくなってしまうので、大抵なんにも努力ができていない。

それが不安で不安で仕方がない。

だが今日は夜に『インターステラー』を観ることができた。

推しのVましろのお薦め映画で、設定は『十三機兵防衛圏』に似た巨大スペクタクルのSFだったのだが(十三機兵の方のネタバレですね……)、こんな映画を観ているましろはやっぱり凄いって思ってしまった。

作中で何度も泣いたと言っていて、そういうところが凄い。

長い映画を観れた。

だから今日は多分良かった。

このご時世に映画を観ている人は本当に凄いと思っている。